E11 · B
揺れる証拠
事件を追っているあなたへ
暴雨郵便局へようこそ。1966年のロンドンから届きました。灰紫の封筒にはサイケデリックな英字がダンスのようにくねり、クリーム色の新聞の切り抜きとポップアートの幾何学的な目が見つめ合い、オレンジ色のギターの弦が画面を横切り、その下には角張った展示場の見取り図、隅にはティールの証拠札が貼られています。
事件について、有名な探偵がとても役に立つ助言をしています。「材料が手元に揃う前に理論を立てるのは、大きな間違いだ。」——アーサー・コナン・ドイル『ボヘミアの醜聞』(1891年)
だから結論を急がないでおきましょう。手がかりを一つずつ並べてみます。展示場、消えた金のカップ、新聞の数段、ギターのうなり。私たちも急ぎません。あなたが何を見たのか、手紙で教えてください。
証拠は封印、音楽は鳴りやまず
暴雨郵便局
1966年・ロンドン