暴雨郵便局

M02 · C

雨の前のひととき

切符を手にしたあなたへ

暴雨郵便局へようこそ。この手紙は、劇場のプログラムの姿をしています。真夜中のようなプラム色の紙に、縦に引き伸ばされたアール・デコの大文字が一筆ずつ刷かれ、その脇に小さく流れるような署名。銀色の雨の線が左右非対称に紙面を斜めに走り、隅には赤い幕のシルエットが一つ、紙の縁にはミシン目の入った入場券の切り取り線が通っています。1929年、雨が降る直前のひととき。

こんなときにふさわしい二行があります。「どんな人生にも、いつかは雨が降る。暗く、もの寂しい日もあるはずだ。」——ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー『雨の日』(1842年)

点線に沿ってそっと破ると、幕が上がります。雨はまだ来ませんし、来てもここに雨宿りの場所があります。書きたくなったら、私たちに書いてください。

席はお取りしてあります

暴雨郵便局

1929年・嵐の前の夜

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