M05 · A
真理のかたち
白い海岸に降り立ったあなたへ
暴雨郵便局へようこそ。この手紙はある島から出されました。島の外の暦はすでに1914年をめくっていますが、島には島の数え方と、島の古典があります。封筒は温かな石灰岩の肌合いのコットン紙。ローマの碑文のような大文字がきちんと並び、余白には細かな計算の書き込み、群青色の作図の円が幾重にも交わり、その傍らに一本の柱と白い海岸の線画。
ガリレオは、いつも目の前に開かれている宇宙という書物について、こう言いました。「それは数学の言葉で書かれており、その文字は三角形や円や、そのほかの幾何学図形である。」——ガリレオ・ガリレイ『贋金鑑識官』(1623年)
真理のかたちは、あの交わる円のなかに隠れているのかもしれません。ゆっくり見て、ゆっくり描いてください。書くときは、あなたの図も一緒に送ってください。
コンパスを手に
暴雨郵便局
外の世界は1914年・島