暴雨郵便局

M08 · C

川は名前を覚えている

川辺に座るあなたへ

暴雨郵便局へようこそ。この手紙は、インディペンデントな文化印刷物の姿をしています。彩度を落とした青い綿の封筒に、流れるような細身のセリフ体の見出し。クリーム色のモダニズムの切り絵の建物がリズムよく並び、シダの彫版がその間にはさまり、テラコッタ色の手描きの線、重ねた翡翠色の半透明の帯、そして極小の川の地図の切手。1990年11月、サンパウロ。川沿いの家々には灯りがともっています。

愛する土地を遠く離れたポルトガルの詩人は、川の水を見つめて、こう書き出しました。「バビロンを流れる川のほとりに、私は気がつけば座っていた。そこで私は、シオンの思い出と、そこで過ごしたすべてを思って泣いた。」——ルイス・デ・カモンイス『叙情詩集』(1595年)

川がすべてを覚えていてくれるわけではありませんが、通り過ぎた名前は覚えています。ここに来てくださったことも、書いてくださったことも、この川は留めておきます。誰かを思い出したら、その人の名前を添えて、私たちに手紙を書いてください。

水辺から

暴雨郵便局

1990年11月・サンパウロ

追伸 川の地図の切手には、川の名前が書かれていません。あなた自身の川の名前を入れてください。

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